少し前にリチウムイオンな BL75T に入れ替えたわけですが、通信カードだけはサポート外の古いカードを用いていたので今回新たに購入して取り付けてみました。 cube309b.hatenablog.com
現状
そもそも製品標準の管理方式とは
私が購入した BL75T の標準仕様においては、USB 接続での管理しか行えません。つまり、いずれかの PC と USB ケーブルで接続しその PC 上で管理する形になります。 そこで、通信カードといわれるオプションカードを UPS 本体のスロットに装着することで LAN 経由で管理可能になるわけです。
(https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/ups/product/bl50-100t/bl50-100t_spec.html より)
現行機種
「SC20G (古すぎて生産終了品のページにすら表示がない・・・)」を利用していましたので、こちらを交換します。逆に言うと、よくそんな古いカードで新しい UPS が管理できていたなぁと。
入れ替えの経緯
機種
2023/09 に新発売となった「SC22」です。地味に有線 LAN がギガビット対応してます。
無線化も可能
機種は限定されますが、tp-link 製の USB アダプターを装着することで無線化もできるのです。今回は TL-WN823N」を購入しました。
- TL-WN725N
- TL-WN823N
Windows などが動いているわけではないので、USB アダプターなら何でもいいということはなさそうです。記載のないものは諦めましょう。
入れ替え
開封
業務用極まりないので、当然シンプルです。
付属品もシンプルで、めぼしいものは USB による設定用のケーブルぐらいでしょうか。
そしてこれが本体の通信カード。UPS と同じぐらいの値段でした (T-T)
移行手順
SC20G を取り外して同じスロットに SC22 を装着し、その SC22 の USB ポートに TL-WN823N を装着します。地味な絵なので割愛。
付属の USB ケーブルを SC22 の setup ポートに差して初期設定をすることも可能でしたが今回は LAN 経由で設定します。LAN ポートにケーブルを差し、192.168.2.150 に Web ブラウザーでアクセスすればよいのです。
そのまま管理者アカウントでログインして最小限の設定を実施します。
設定箇所 設定内容 カード管理-認証設定-管理者設定-管理パスワード パスワードの変更 カード管理-システム構成-カード設定-日付/時刻 NTP サーバーの指定 ネットワーク-プロトコル設定-詳細設定-各種設定 無線 LAN アダプターの有効化 ネットワーク-ネットワーク設定-無線 LAN-無線 LAN 状態 DHCP を無効にして IP 等を設定 ネットワーク-ネットワーク設定-無線 LAN-セキュリティ設定 SSID 等の入力 ネットワーク-ネットワーク設定-有線 LAN-IPv4 DNS を設定 UPS 管理-UPS 設定-UPS 設定-設定 バッテリ使用開始日を設定 リリースされたばかりの新製品なのでファームウェアの更新版も無しです。 socialsolution.omron.com
通信カード装着を終えて
年代物の機材が一掃され、新しくなりました。ついでに無線化によって少しでも配線がきれいになったので大満足です☆彡
Note |
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